今回は、トヨタL&Fオリジナル商品「リフトDE給電くん」のご紹介です。
「リフトDE給電くん」とは、
電動車の48Vバッテリーに接続して、AC100V電源を取り出す外部給電器 。
です。
カタログpdfはコチラ。
本器は、非常事態時におけるBCP(事業継続計画)対策を想定した製品です。
自動車などの12v車用やトラックなどの24v車用は、ア〇ゾンや楽〇市場でいろいろな商品が出ていますが、こちらは電動フォークリフト用48v仕様の商品となります。
(今時の電化製品では珍しく made in Japan と記載されています)
さっそく見ていきましょう。特徴は3つあるようです。
〇まず一つ目は・・・「非常時・災害時の電源確保」
この商品は、非常事態時におけるBCP(事業継続計画)対策を想定した製品です。
事業所の災害時に、所有するフォークリフトを電源として利用することを想定しています。
〇二つ目のポイントは「バッテリー保護機能付きで安心」
フォークリフト側のバッテリーの残容量(電圧降下)を検知する保護機能を搭載しています。過放電を防止し劣化を防ぐことができます。
〇三つ目のポイントは「最大1000Wの出力」
この商品は最大1000Wの電化製品を利用することができます。
geneBの2.5トンタイプの標準バッテリーを使うと、最大24時間(!)も稼働することができるようです。
これはすごいですね!!
さて、実際に商品を見てみましょう。
ぐるっと外観を見ていくと・・・
正面には、バッテリーからの入力端子と、コンセントタイプの出力端子、電源スイッチがあります。
電源スイッチは誤操作防止のため、引っ張って操作するタイプになっています。
出力は、2口合計1000Wまでとなります。家庭用エアコンや電子レンジ、ドライヤーはちょっと厳しいかもしれませんね。
入力端子は、おなじみのアンダーソン端子となっております。
使用時には、フォークリフトのバッテリーとこの端子を使って接続します。
向かって右側面です。特に何もありません。
左面も同様です。
背面には50/60hzの切り替えスイッチと、ファンが設置されています。内部温度が60度以上になるとファンが作動するようです。
背面ファンは2センチ程度飛び出ていますので、ぶつけないように注意!!です。
上部には取っ手がついており、持ち運びもラクラクです。
次回は、実際に使ってみて、どのような電化製品が動くのか試してみたいと思います。
お楽しみに!