八興運輸株式会社
フォークリフト
超大型37tフォークリフト「2FD370」
超大型37t 大型フォークリフト 2FD370を初納車させて頂きました!-地域の物流インフラを支える新たな挑戦-

日向から全国へ
八興運輸株式会社様は、宮崎県日向市に本社を構え、細島港を拠点にRORO海運事業・陸運事業・港湾荷役事業を展開。海陸一貫輸送を強みとし、2020年には新造RORO船「HAKKOひなた」が就航。木材から重量物まで多様な貨物を全国へ輸送されており、地域の物流インフラを支える重要な役割を担っています。
今回、新たにバイオマス発電所に輸送するコンテナの運搬用に、宮崎県で初めての大型37t の大型フォークリフトをご採用いただきました。

導入の背景と効果
日向市に新たに建設されたバイオマス発電所への燃料輸送を八興運輸株式会社様が担うこととなり、木質ペレットを専用の20フィート特殊コンテナで保管・輸送する体制が整えられました。これらのコンテナは20tを超える重量物であり、トレーラーへの積み降ろしには高い荷役能力を持つ重機が必要とされました。
検討の結果、※スプレッダー式を採用した超大型37tフォークリフト「2FD370」が最適と判断され、導入が決定。操作には一定の慣れが必要でしたが、現在ではスムーズな積み降ろし作業が可能となり、現場の効率化と安全性向上に大きく寄与しています。
また、フォークリフト資格で乗務可能な点も、運用面での柔軟性を高める要因となりました。
※スプレッダーとは、コンテナの側面にある「スプレッダー」という専用の装置を使って、コンテナを上から吊り上げて荷役を行う大型フォークリフト
組み立て・搬送の様子
37tクラスのフォークリフトは完成状態での輸送が困難なため、愛知の工場で完成検査後、マスト・キャビン・タイヤ・ウエイト・アタッチメント部を分解し、船とトラックで数日かけて搬送。到着後は大型クレーンを用いて2日間かけて現地で組み立てを行いました。
搬送・組み立てにあたっては、運輸のプロである八興運輸株式会社様に全面的にご協力いただき、クレーン手配や部品搬送の段取りなど、初の大型機組み立てにも関わらず円滑に進行することができました。

導入の経緯
八興運輸株式会社 港湾部港湾課 堀吉様に今回導入の経緯についてお話を伺いました。
「バイオマス発電所の建設に伴い、弊社が本船荷役と発電所までの燃料輸送を担当することになりました。木質ペレットは専用コンテナで運ばれるため、積み降ろしに対応できる重機として37tリフトを導入しました。
スプレッダー式であるため、最初は操作に慣れるまで時間がかかりましたが、現在では問題なく運用できています。あれほどの大型機をフォークリフト資格で乗務できる点も、導入の大きな理由でした。」
※写真はオペレーターの山田様

トヨタL&F宮崎を選んでいただいた理由
「コンテナは重量物であるため、重機の選定には慎重を期しました。信頼できるメーカーであるトヨタさん、そして普段からリフト関係でお世話になっているトヨタL&F宮崎さんであれば間違いないと判断しました。
営業の方は日頃から事務所に顔を出してくださり、依頼や相談にも迅速に対応してくれるので、とても頼りにしています。故障時のサービス対応もスピーディーで、原因の説明も丁寧。小型リフトの定期点検や修理もお願いしています。」
当社への期待
「これからも質の高い製品とサービスの継続を期待しています。」
このたびの導入を通じて、八興運輸株式会社様より信頼とご期待のお言葉を頂戴しました。
私たちトヨタL&F宮崎は、これからもお客様の現場に寄り添い、安心・安全・高品質な製品とサービスの提供を通じて、地域の物流インフラを支える一助となれるよう努めてまいります。
Profile
[ お客様プロフィール ]
八興運輸株式会社

