今回は、珍しいアタッチメント「アイスグリッパー」を紹介します。
アイスグリッパーとは、主に漁港などで氷を運搬するために使われるアタッチメントです。
どのような動きをするのか、さっそく見てみましょう。
このアタッチメントは、JIS規格に対応した角氷を5列並べてバケットに乗せ運搬することができる物です。
氷を運ぶための色々な特徴があります。
まずは一番目を引く上部のクランプ部分。
鋭い台形の爪が前後に2列・5カ所あり、滑りやすい氷をガッチリ掴みます。
爪は結構鋭くなっているので、注意しないとケガしそうですね。
この部分が摩耗しても、交換できるそうです。
上部のシリンダで前後の動きを制御。
下部のシリンダで爪部分を上下させます。
お次はバケット部分。
バケットはステンレス製で腐食に強く、バケットエッジ部分はかなり薄く作られており、ギザギザの先端で氷の継ぎ目にバケットを差し込みやすくなっています。
このアタッチメントを装着するには4連配管が必要との事です。
購入する際は、新車を注文する際にセットでオーダーしていただく事となります。
今回は、アイスグリッパーを紹介しました。
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